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バンドーの未来を拓く、巨大プロジェクトが進んでいます。
給排水、空調、消火などを担当する当社の技術部。
この当社の主力部門が、大阪で巨大プロジェクトに挑戦しています。
一つは、大阪駅から1㎞圏内の40階建てホテル&タワーマンション。
もう一つが、万博会場のパビリオンなど複数の施設。
今、バンドーの未来へのトビラは、すでに開き始めているのです。
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プロジェクト❶大阪堂島浜40階ホテル&タワーマンション
バンドー設備工業技術部課長 谷口雄一郎
私たちにとって過去最大のプロジェクト。大阪の仕事がいよいよ本格化しています。
大阪駅から1㎞圏内という一等地、まさに大都市のど真ん中に地上40階の巨大ビルが建とうとしています。中は、プレミアムのマンションで、そこにホテルも入り、中間の24階にはプールまであります。私たちはこのプロジェクトの一次下請けとなって、地下から地上23階までのマンション部分を担当しています。
当社は2000年、大阪の堺市に初の拠点を出して以来、鶴橋においてスーパー銭湯を作るなどいくつかの実績を積んで参りましたが、以来、仕事は徐々に大きくなって、今回のマンション工事は10数億円のプロジェクトと格段の規模に達しました。プロジェクトは2023年にスタートして、2年目は基礎の土木工事が進んでおり、私たちは施主様からの要望を元に何百回も設計図に落とし込んでは、同時に施工担当業者5社の間で調整作業を続けています。 -
プロジェクト❷大阪万博2025パビリオン5棟
丸太空調工事部課長 鈴木崇文
デザイン重視で設備工事は難関。その工夫にこそ、当社の技術が発揮されます。
大阪万博が2025年開催を翌年に控える中、私たちはパビリオンの給排水・空調設備工事を請け負い、その数は5棟に及んでいます。担当するのは、当社が2017年にM&Aした大阪のグループ会社、丸太空調です。
ただ、このパビリオンというのはデザイン重視の建築物ですので、設備の施工はその影響を受けており簡単ではありません。とくに、配管などはまっすぐな直管を円形やドームに合わせる工夫が必要なので、測り方によっては寸法も異なる恐れがあって注意を要します。さらに、配管ができるだけ露出しないよう、現実の工事においても細かな工夫が必要なのです。丸太空調は当社にとっては待望の拠点、新たなお客様へ事業は大きく前進します。
丸太空調は社名の通り空調が中心ですが、衛生や消火といった機械設備工事全般に加えて電気分野にも対応できます。営業活動は大阪を中心に和歌山や京都、奈良など京阪神全般に広がり、トヨタのショウルームやダイハツの工場などの新築・改修工事を提供しています。また、メンテナンス部があって大阪市内を担当しています。
この万博の仕事も、当社が一次請負となり、兄弟会社の丸太空調が二次請負とお互いに協力し合っており、当グループにとって重要な戦力となっています。今後は、大阪市内のプロジェクトにおいても、積極的に展開して参ります。
バンドー設備工業株式会社は、ISO 9001/14001 の認証を受けております。
また、SDGsの趣旨に賛同し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。